Tiromat から GEA DeltaPak まで
職人肌のケータリング精肉業者 ABZ Anloo社 は、Tiromat 深絞り包装機（GEA 従来品）によるサービスを長期間受けた後、この新登場の GEA DeltaPak 包装機を選んでいます。確立されており信頼に基づいている関係性と、機械の利点こそが、GEA をもう一度お選びいただくための重要な理由になります。
ABZ Anloo社 の概要
ABZ Anloo社は50年以上もの間、食肉加工への情熱を持ち続け、その品質維持に徹しています。ABZ Anloo社 の現取締役エルビン・ボス氏の父親であるアリー・ボス氏は、この会社の基盤を築いた人物で、1963年にザイドラーレンで精肉店を開業しました。1973年、アンルーにある牛乳工場の跡地に会社を建設しました。数年をかけて同社は事業を拡大しました。現在は同社で25名の社員が働いており、広範囲にわたる肉製品を提供しています。ABZ Anloo社 は地域密着型の企業です。「お客様には、現実の伝統的なケータリング精肉業者として認識していただきたいのです。」とエルビン氏は説明しています。「そのためにはカスタマイズが重要になります。弊社では、お客様それぞれのご要望に合わせて、味、分量、包装を調整しています。」このカスタマイズによって ABZ Anloo社 は独自性を確立しており、彼らにとってスタンダートなものは存在しません。
「相互信頼があり、それは非常に価値の高いものです。」エルビン・ボス氏
エルビン・ボス氏
チャレンジ
エルビン氏は市場開発を認識しており、「ニュートラル」な肉製品、つまり塩と胡椒のみで味付けされた肉製品を好む顧客が増えてきていることに注目しています。「本物の肉のフレーバーを引き出す必要があります。」同社の顧客にとって重要なのは安定した製品品質です。「これは、弊社が優れたサプライヤーを厳選して提携している理由の一つです。サプライヤーと明確な契約を交わし、品質について妥協はいたしません。」エルビン氏は、高品質の製品を提供し、ABZ Anloo社 が得意とするカスタマイズを提供するには、優れた加工機と包装機が必要不可欠であることを強調しています。同社は GEA と長年にわたって提携しています。同社は有名な Tiromat CS 430 深絞り包装機を小分け包装に使用していましたが、ほぼ40年間のサービス提供を経て、機械を入れ替える時期に来ていました。
「弊社は GEA の機械を使用して、将来のために堅実な基盤を築いているのです。」Erwin Bos
Erwin Bos
優れたパフォーマンス
ABZ Anloo社 は新しい深絞り包装機を求めて3社のサプライヤーと交渉を始めました。最終的に、GEA の深絞り包装機の中から基本レベルのモデルである GEA DeltaPak を選んだのです。同社は GEA DeltaPak を使用して、最高500グラムの肉の小分け包装を行っています。この工程ではさまざまな肉を包装するので、GEA DeltaPak を選ぶに当たって、この深絞り包装機が持つ可能性も一役買っています。例えば、支給される3つのダイセットモデルを使えばさまざまな包装を作ることができ、追加のモールドを作ることも可能です。そのほかにも、GEA DeltaPak を使えば製品の真空パックや、長期保存が可能な調整気相包装も可能です。設備の全長はわずか5メートルで、処理速度が速いことから、フロアスペースと人件費を節約できます。「要するに、少量に適しており、効率と省エネの両面で威力を発揮する強固な機械なのです。」エルビン氏はこのように説明しています。
エルビン氏は GEA との協力体制にも満足されています。「GEA はカスタマイズを提供していて、サービスが非常に優れています。問い合わせ窓口が固定されている点も気に入っています。相互信頼があり、それは非常に価値の高いものです。」ABZ Anloo社 は現在、新しい GEA製の包装機に関するアドバイスを受けている最中です。「これらの機械によって、我々は将来的に柔軟性が増し、この方法で新たな市場に参入できるので、新製品を発売できる機会が得られると思います。我々は GEA の機械を使用して、将来のために堅実な基盤を築いているのです。」
