カルーセルが回転すると、冷水散水機を用いて製品が事前硬化されます。回転の終了後、成形された製品は硬化タンクに入ります。冷却水は交換器を通され、遠心分離ポンプにより再循環されます。
システムは、PLC を通じて操作され、効率的な洗浄のために外部の定置洗浄プラントに接続される配管とスプリンクラにより構築されます。供給装置とカルーセルは、稼働していないときは完全に分離されています。このことはすばやく容易な洗浄に役立ちます。製品に触れるあらゆる部分はテフロン加工されています。オーガとカルーセルは、厳密な制御と堅実な稼動のためにサーボモータで駆動されます。
GEA は、1 時間あたり最大 3,500 kg の生産能力で構成可能なチーズの成形と事前硬化のためのバス (間接的冷却) とシャワー (直接的冷却) の両方を別々に提供しています。
直接冷却システムは、チーズを延伸装置から成形カルーセルに移動させる、オーガコンベヤを備えたチーズ供給装置から成ります。カルーセルが断続的に回転すると、型の中の製品が冷水のシャワーによって 12 ~ 14° C に冷却されます。完全に 1 回転した後で、次の段階の処理に移るために、空気圧システムにより製品が型から短いベルトの上に移動されます。電動のサイズ調整器では、同じ型を使用してさまざまな高さのチーズを生成できます。
機器のすべての動作パラメータは PLC で制御されます。 遠心分離ポンプは、効率的な回収と冷却水の循環、およびその後の洗浄液の回収を保証します。
GEA は、冷水のバスが付いた成形カルーセルで囲むことにより、製品の事前硬化が実行される成形および事前硬化システムも提供できます。 1 時間あたり最大 2,000 kg の生産能力を提供します。システムは、重量 300 g ~ 5 kg 単位で円筒形または矩形のチーズのブロックを成形するための、カルーセルにより構成できます。
GEA の装置はすべて、使いやすい操作を考慮し、水の使用量を最小限に抑えるように設計されています。硬化と事前硬化用の水は、交換器を通じて再循環され、再利用されます。多くの機器は、外部の定置洗浄装置に接続するための配管とスプリンクラにより構成できます。
特許取得済みのバルカンこびり付き防止技術
当社のバルカンこびり付き防止技術を用いて処理されたシステムもご用意しています。GEA は、従来のテフロン加工よりも優れた、長持ちする金属処理としてバルカンを開発しました。
GEA の成形および事前硬化システムは、バルカン処理またはテフロン加工の製品接触部品、危険区域の機械的および電気機械的保護、およびステンレス製の防水コントロールパネルを備えています。
当社の装置は、監視と定期保守を促進するために、主要な区域と部品の容易な検査を可能にするように設計されています。
