GEA の CRAFT-STAR® が英国でデビュー

Fourpure Brewing Co.が新しい GEA CRAFT-STAR® スキッド搭載醸造システムを実装しました。

バーモンジーに本拠を置く英国のクラフトビール醸造会社は、そのフラッグシップ Pils ラガー、APA、セッション IPA だけでなく、シトラスやウェストコースト IPA などの季節限定品、およびますます需要が高まっているユニークな一回限りの小バッチビールも含む様々なビールを 2013 年以来生産しています。

ダンとトム・ロウ (Dan & Tom Lowe) の兄弟が設立した Fourpure 社は、クラフトビール業界のパイオニア、イノベーターとしての地位を確立しました。同社は、2017 年に英国で最も革新的で最高の醸造事業に与えられる SIBA (独立醸造家協会) 賞を受賞し、2018年には SIBA の商業実績賞を受賞しました。同社は、その小売顧客の将来の需要を満たすために生産を拡大する一方、現在のサイトを最大限に活用するため、200万英ポンドの成長プロジェクトに着手しました。このプロジェクトの重要な部分は、GEA CRAFT-STAR® スキッド搭載醸造システムの新規導入です。 

この新たな投資により、Fourpure は新しいレシピの実験し、2019 年初頭に予定されている次回拡張の基盤を構築することができます。「当社は多くのサプライヤーからお話を伺いました」と述べたダン・ロウ (Dan Roe) 氏は次のように続けます。「しかし、GEA チームのプロフェッショナリズムと CRAFT-STAR® システムの能力によって、最終的に GEA と協働するという意思決定が容易になりました。当社は GEA との長年にわたるコラボレーションを期待しています。 

1 日あたり 4 容器、7 回の醸造

この Fourpure での設置には、既製の 4 容器システムが採用されました。このシステムは 40 ヘクトリットルの高温麦汁のバッチサイズを実現する設計で、1 日に最大 7 バッチを生産することができます。事前に配管、配線されていてすぐに設置できる本機は、出荷前にドイツのキッツィンゲンにある GEA の工場で完全にテストされています。手動バルブと電動バルブを組み合わせた本機は、読みやすいタッチスクリーンモニターを介して、麦芽汁糖化、麦汁ろ過、麦汁煮沸、ワールプールなどの醸造工程の 80% 以上を自動的に制御することができます。

CRAFT-STAR® のベースフレームは、すべての関連するポンプ、バルブ、および電源キャビネットを保持しています。手動バルブは前面から便利に操作することができます。温水、冷水、蒸気、凝縮液、および高温麦汁のフランジ接続により、CRAFT-STAR® を媒体供給装置と麦汁冷却器に簡単に接続できます。このベースフレームは、階段や手すりを含むオペレータプラットフォームとしても機能し、品質に関連する技術的機能を阻止しないコスト効率の高い醸造ソリューションを提供します。

進歩的な醸造家を支援

「Fourpure 社と協働できて光栄でした」と述べたのは、英国 GEA の飲料・食品・乳製品販売担当責任者ジョン・エイトケン (John Aitken) です。「Fourpure 社は非常に進歩的で革新的な企業であって、CRAFT-STAR® が同社の発展を次の段階へと推し進めていく上でまさに適切なシステムであることを知っています。また、英国でこの技術の最初のリファレンスサイトを持てたことを嬉しく思っています」

MILLSTAR 湿式粉砕機付き CRAFT-STAR 機器一式

CRAFT-STAR® 職人醸造所

コンパクトで出荷が容易な CRAFT-STAR® は最高の安全基準に適合しています。一体型システムは差圧を監視するとともに、麦汁ろ過工程を完全に制御し、自動 GEARBOXX® は反復可能なバッチ生産、プロセス可視化、リモートサポートを実現します。
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