オランダの Vivera 社はベジタリアン・ビーガン食品の専門メーカーで、数々の賞を受賞しています。同社は1990年以来、数多くのレシピと、さらに多くの製品を開発し、お客様においしい食品を幅広く提供しています。Vivera 社はオランダで最もインスピレーションあふれる企業のひとつに挙げられています。
- Vivera 社のプロセス技術者、エリック・テンペルマン氏
これまでも長期的な挑戦を続けてきた Vivera 社は、これからもその姿勢を変えることはありません。現在の大きな成功はまさに日々の努力の賜物であり、トップの座を維持するためさらに努力を続けています。そして、それは常に新鮮で一流の製品を消費者にお届けするためなのです。Vivera 社のプロセス技術者であるエリック・テンペルマン氏は、「お客様のニーズに応えるため、当社では定期的にレシピに変更を加えています」と説明します。
このような高レベルの柔軟性と品質を実現するため、Vivera 社は当初から GEA と連携してきました。テンペルマン氏は同社に27年間勤務しており、「私が覚えている限り、GEA は常に当社の技術パートナーでした」と語ります。お客様を満足させ、生産ラインを継続的に改善することは、同氏にとって仕事の醍醐味そのもの。まさに GEA とのパートナーシップによって大きく改善した分野です。
- Vivera 社のプロセス技術者、エリック・テンペルマン氏
Vivera 社と GEA の関係は真のパートナーシップであり、そうあるべきなのです。この工場にはカッターやミキサー、コーティングシステム、調理設備があり、そのすべてが GEA の製品です。「GEA の関与度はますます大きくなっています。もうすぐ全ラインが GEA 製になりますよ」と同氏は言葉を続けます。
実際、十分な理由はそろっています。同氏によると、GEA のサービスセンターはオランダの便利な場所にあり、常に良いサービスを受けることができるとのこと。「みなさんとても有能で、いつも私の質問に耳を傾けてくれますし、部品の在庫もあります」と高く評価されています。
もちろん、適切な技術も欠かせません。GEA CookStar はテンペルマン氏にとって自分の子供のような存在です。GEA のリニアオーブンと比べて、柔軟性の高さが特徴。CookStar はスチーム、調理、ローストを完璧にこなすことができ、3つのゾーンを独立して制御できるため、抜群の柔軟性を誇ります。同氏曰く、「つまり、できるだけ低温でじっくりと調理できるだけでなく、製品によっては加熱したり、スピードアップしたりすることができるため、最終製品を美味しくするための適切なレベルのバリエーションを作りやすくなります」。
それだけではありません。ほかにも、真空状態で大豆を遷移状に加工し、水分の吸収を良くする GEA ProMixや、現在 Vivera 社が試験中の GEA MultiFormer などが挙げられます。「付着や廃棄がなく、重量の変化しない、非常に素晴らしい製品が生まれると期待しています」とのことです。
それだけではなく、Vivera 社は常に将来の展望を見据える必要があります。そこで成果を発揮しているのがバーケルの GEA テクノロジーセンターです。このセンターのおかげで、同社は成長と発展に欠かせない新製品の開発やプロセスの完成度を高めることに成功。商品価格が上昇し、供給が途絶えても、お客様を喜ばせるために Vivera 社で新製品が考案される中、このセンターはその役割を果たし続けています。
「優れた製品をお届けすることで、お客様に喜んでいただいています。それをできるだけ効率的に、無駄なく行うのが私の仕事です。GEA のおかげで毎日が充実していますよ。GEA とのパートナーシップはますます協力になっています」と同氏は締めくくっています。