Thrive Life 社は、サプライヤーからの乾燥食品の包装、小売業務を行うことで、成功したビジネスを構築しました。しかし、2011年12月に起きた世界的な事件により需要が高まり、フリーズドライ食品の定期的な供給が難しくなりました。それに続いて、同社の主要サプライヤーによる大手競合他社の買収は同社に大打撃を与えました。当時 Thrive Life 社にはフリーズドライ技術を扱った経験がありませんでしたが、将来的には同社が自社食品を凍結乾燥する必要があることは明白でした。
Thrive Life 社 CEO StevePalmer(スティーブ・パーマー)は偶然にも 2011 年の見本市で GEA 凍結乾燥部門地域販売管理者 Morten Woldsted Petersen(モーテン・ピーターセン)に会いました。この出会いがきっかけとなり、スライブライフはGEA RAY®バッチ式凍結乾燥機3台に投資し、事業に新たな息吹を吹き込むことになりました。
言うまでもなく、スティーブは、その新たなベンチャーに GEA 技術を選択する前に十分な市場調査を行いました。スティーブは GEA RAY® 機器を選んだことには、正当な根拠があったと述べています。
「まず、この凍結乾燥機の出力は市場における他のいかなる機械よりも優れている」と、スティーブは説明しています。「GEA 乾燥機のその他のメリットは、稼働中自動解凍モードを搭載していることです。そのような機能は他のいかなる乾燥機も提供することのできないメリットです。他の機械では、復水器冷却器を解凍するために、工程間で 2~3 時間待機する必要があります。1 年にわたってその待機時間は何倍にもなり、追加費用を証明するのはそれほど困難なことではありません」スティーブは、GEA 製品を選べば、業界のリーダーとして認められている乾燥機を購入できることを知っていました。
Thrive Life 社 CEO、Steve Palmer(スティーブ・パーマー)
また、スティーブは GEA の顧客サービスにおける評判にも惹かれました。「当社はこの市場での経験がなく、GEA が問題解決に非常に優れていることを知っていました。モーテンはすばらしい忍耐力を持って当社を支援してくれました。おそらく、モーテンはありとあらゆる当社の質問に答えるために 2~3 年にわたる期間の大部分を費やしてくれたと思います。モーテンはさらに、RAY® 機器を装備したパイロットプラントを提供してくれました。このおかげで、発注済みの機械が納入される 1 年前から、この新たなプロセスに、より直接的に関与することができました。これにより、当社は購入した製造機械類の設置直後にフル稼働する準備ができていました」
このプロセス全体を通じたサポートは素晴らしいの一語に尽きるとスティーブは述べています。「深夜にサポートを求める電話をかけたことも少なからずありました。GEA スタッフは本当に素晴らしい人々です。当社は常に迅速な対応を享受しました。類似した機械をより安価で中国から購入できた可能性はありますが、このように必要なサポートなどは得られなかったでしょう。必要なサポートが得られなければ、当社の失敗は不可避だったでしょう」
Thrive Life 社は、2 年前に 4 台目の GEA RAY® 乾燥機をを追加導入しました。そして拡大し続ける需要に対応すべく、さらに 2台をGEA に発注しました。納期は 2021 年初頭です。同工場では、1 日に約 18 トンの食品を処理し、インスタント食品やプロバイオティクス製品を含む 80 種類を超える製品すべてを同じ機器で処理しています。「それは、これら乾燥機の素晴らしいメリットの一つであり、かなり高い耐性のある肉から、乾燥中に簡単に潰れてしまう果物、さらには細菌株などの高度に技術的な製品に至るまでのさまざまな製品に使用することができます」とスティーブは述べています。「今までに、これらの乾燥機で処理できなかった製品は中っと思います」
フリーズドライ肉検査
– Thrive Life 社 CEO Steve Palmer(スティーブ・パーマー)
これらの乾燥機は洗浄が簡単で、エネルギー効率が非常に高いと、スティーブは明言しています。この過去 4 年間、問題はわずかでしたが、GEA はそれらのすべてを迅速かつ効果的に解決してくれました。スティーブは「すべての関係では緊張に直面することが避けられません」と言っています。「しかし、このパートナーシップを非常に素晴らしいものにしているのは、GEA が当社と共に成長し、当社の成功を支援し、当社自体を理解するとともに、その目標を理解し、当社の成長を助長する素晴らしいソリューションを快く提供してくれることです」
さらに、それらの狙いは、ビジネスを成功させ、従業員の長期的な安全を実現することだけにとどまりません。Thrive Life 社はその利益の一部を留保し、ケニアの村が学校、貯水池、衛生施設を建設する支援に利用しています。「これは、当社自体に支援の機会が与えられたということだけでなく、当社チームにとって、他の人々の生活を改善する支援を提供できること知ること自体も大変有意義です」
見本市での1回のミーティングから得られる成果は実に驚くべきものです。
Opening up a GEA RAY125 freeze dryer