湿った粉末を CONTACT FLUIDIZER の完全混合部に供給すると、その場で蒸発が始まり、粉末がすぐに流動化します。独自の回転式フィードスプレッダーにより、完全混合部の「均質性」だけでなく、その性能を維持するのに欠かせない湿った供給材料の連続的な均一分配が保証されます。半乾きの粉末は、粉末の滞留時間が完全に管理されているプラグフロー部に送られます。最終段階として製品の冷却が必要な場合は、冷却パネルを内蔵したプラグフロー部を設けて流動床を拡張することができます。
粉末の流動化に必要なガスは個々のプラントに合わせたオーダーメイドの GILL PLATE によって分配され、床上にガスが均一に分配されるとともに、塊となった製品が適切に搬送され、シャットダウン時には流動床が効率的に空冷されます。
熱効率の面では、流動粉末層に加熱パネルを沈めることで、パネルからの熱が流動ガスによって効率よく粉末に伝わるようにするという設計が特徴的です。