IBF シリーズ

自動粉末充填機

GEA のインライン粉末充填装置は、容器 (袋、箱、ドラム缶) に食品材料、乳製品、栄養補助製品などを、最大 8 トン/時間の生産速度で充填するように設計されています。

当社のインライン自動充填装置シリーズは、生産能力の強化による将来的な需要への対応が求められるプラントに適した柔軟性の高い粉末充填ソリューションを提供するために設計されました。インライン充填装置シリーズに含まれるシングルヘッドモデル (IBF-450) は、アップグレードによりシングルトップアップシステム (IBF-600) またはデュアルトップアップシステム (IBF-800) を含めることができ、生産能力を 8 トン/時間にまで増加させることができます。

粉末充填の自動ソリューション

最も信頼性が高く、一貫した充填プロセスを実現できるように、GEA は完全な統合型の自動粉末充填ソリューションを提供しています。

柔軟性のある袋に製品を梱包する必要がある企業のお客様は、自動袋プレゼンターを一体型の袋とじシステムとともに指定の充填システムに追加し、粉末充填とコンテナクロージングのトータルソリューションを完成させることができます。


箱やドラム缶など他の容器形態の場合、GEA は梱包の種類に応じて簡単に相互交換可能な容器の自動供給および処理装置の提供が可能です。

当社の全自動インライン粉末充填装置は、統合型の制御システムとガードを装備しており、ガードは充填システムに連結され安全で信頼できる操作を可能にします。

当社は、お客様の操作スタッフと製品の安全性を最優先に考えています。信頼性の高い自動運転をできるようにすることで、GEA はお客様のの高品質製品を包装作業から最終容器まで保護することができます。

高いレベルの OEE (overall operational effectiveness: 総合処理効率) により、お客様は、GEA 粉末パッケージングラインの所定の稼働率および生産率が約束されており、自社製品が安全な環境で梱包されている、という安心感を得られます。

お客様は粉末包装システムがどのように稼働しているかについて知りたいと考えています。お客様がプラントの SCADA システムに接続できるようにするため、充填装置への Ethernet 接続が可能です。組み込み型のパフォーマンスレポートによって、プラントのオペレーターは粉末梱包システムのパフォーマンス状況を把握し、運用設定を微調整してパフォーマンスを最大化できるようになります。

基本操作

インライン袋充填装置シリーズには、メインの充填ステーションとオーガー粉末排出機能が含まれており、充填中に袋への粉末流を制御できます。

自動クランプは、充填の準備が完了した容器 (袋、箱、ドラム缶) を持ち上げます。粉末が容器内に排出される際に、最終的な充填重量に達するまでヘッドが徐々に下がります。この「ボトムアップ充填」プロセスによって粉末の乱れを最小限に抑え、粉塵の放出や結果的な製品ロスを減らします。

容器は充填位置から、余分な空気を粉末から除去する真空ステーションに自動的に移動します。これにより、柔軟性のある容器では欠かせない最終的な梱包体積の低減が可能となり、充填した容器の積み重ね時の破損リスクを減らすこともできます。

生産能力を高めるために、二次的な充填ステーションを追加でき、6 ~ 8 トン/h への生産率向上に加え、非常に正確な最終梱包が可能になります。

GEA Avapac Automatic Bag Filler

Automatic Bag Filling System

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