技術的コンセプト
VARITUBE® チューブ式熱交換器は、直管式熱交換器で、シェル内に置かれ、1 本以上のインナチューブが装着されます。インナチューブは平坦または波形にすることができます。波形及び最適化された製品/媒体体積比は、熱交換器の熱効率を高めます。
これらのモジュール設計は容易な設置、拡張または変更を可能にします。VARITUBE® モジュールは、TÜV 承認を受け、1.4571 (AISI 316 Ti) 材料から作られています。衛生的な O リングシーリングシステムと「デッドゾーン」のない製品流路は、最高の生産信頼性と製品品質を保証します。
VARITUBE® SK
VARITUBE® SK は、熱交換器を沈着物がない状態に保つように特別に設計された流量装置です。この装置は長さが最大で 30 mm の繊維を含む製品を処理し、すべてのチューブで製品が均等な分布になるようにします。この熱交換器には以下の 2 種類があります。
- M 版 (VARITUBE® M-SK)
- P 版 (VARITUBE® P-SK)
シングルチューブ
シングルチューブのチューブ式熱交換器実績のある技術を利用している VARITUBE® チューブ式熱交換器シリーズは、幅広い用途にご利用いただけます。VARITUBE® P - シングルチューブ
VARITUBE® P は、なめらかで繊維を含む粘性のある製品による直接製品/製品熱回収に利用されます。このチューブ式熱交換器において、製品は、シェル内で逆流する向きに流れる同じ製品で取り囲まれる、いくつかの真っすぐなインナチューブを通じて誘導されます。インナチューブは、浮遊する状態で取り付けられ、製品流路を検査するために完全な束として取り外すことができます。
VARITUBE® S - シングルチューブ
VARITUBE® S は、断片を含む製品の間接的熱処理のためのシングルチューブ熱交換器です。ピギング技術を利用した製品回収が可能です。これは、製品が 1 本の真っすぐなインナチューブ内を流れると同時に、熱を運ぶ媒体が外部シェル内でその周りを流れるチューブ式熱交換器です。インナチューブは、シェルとインナチューブの違いを相殺するために、固定された状態または浮遊する状態で取り付けられます。
マルチチューブ
マルチチューブVARITUBE HSVARITUBE® E - マルチチューブ
VARITUBE® E は、この製品シリーズの汎用熱交換器です。シェル内でサービス媒体に取り囲まれるいくつかの真っすぐなインナチューブを通じて製品が誘導されるチューブ式熱交換器。インナチューブ束の「浮遊」設計は、高い温度差により生じるシェルとインナチューブ束の間の熱膨張の違いを相殺します。
動的に密閉された側面にある中間フランジには、製品またはシェル側での漏れを容易に検出できるように、放射状に配置される漏出「Tellpipe」があります。インナチューブ束は検査のために取り外すことができます。
VARITUBE® HS - マルチチューブ
VARITUBE® HS マルチチューブは主に、高い熱性能と最大 60 m³/h の体積流量のための温水生成と CIP 媒体の加熱に適しています。このチューブ式熱交換器は、およそ 180° 曲げられるいくつかのインナチューブでの製品誘導を特徴としています。
熱を運ぶ媒体は周囲のシェル内を流れます。この設計により、高い温度差によって生じる可能性のある、インナチューブ束とシェルの間の熱膨張の違いを相殺できます。
VARITUBE® M - マルチチューブ
VARITUBE® M は、間接的熱交換によるマルチチューブ熱交換器です。このチューブ式熱交換器は、直径約 18 mm の粒子を含む製品用に特別に設計されています。製品がいくつかの真っすぐなインナチューブ内を流れると同時に、熱を運ぶ媒体はシェル内でその周りを流れます。インナチューブは、シェルとインナチューブの違いを相殺するために、固定された状態または浮遊する状態で取り付けられます。
内部の束は固定するか、取り外すことができます。長さは 3 ～ 6 m になります。
