CO2 削減プロセス

有機ランキンサイクル(ORC)モジュール

GEA はエネルギー生産において最も効率的なソリューションであると実証されているORC(有機ランキンサイクル)技術を採用したガス浄化・エネルギー回収システムを提供しています。


有機ランキンサイクルの作動原理は、作動流体をスーパーヒーターに送り込んで蒸発させたのち、まずタービンを通過させてから、コンデンサ熱交換器を通過させて再凝縮するというものです。

ORC モジュールのコンデンサから出た水は、断熱冷却器か乾式空気冷却器の閉回路で外気に熱を放散することにより冷却されます。

ORC モジュールでは、WHRU から送り出された有機分散媒(低沸点・高蒸気圧の有機物)が次の熱交換ステップを経たのち、スーパーヒーターとエバポレーターで蒸発します。そして、この蒸気によって発電機に結合されたタービンが駆動して電気が発生します。 

ORC エネルギー回収システムでは経済的な発電が可能なほか、発生した圧縮空気をその他の生産プロセスに回すことができます。

さらに、このソリューションは追加の CO2 を排出しないため、CO2 フットプリント全体の削減に貢献します。

特長

  • ORC 技術はその他のソリューションとは対照的に低圧・低温で機能
  • 全生産システムの高効率 - 排熱の約 25%を利用
  • 高い有用性
  • 多彩なモジュールにより高い柔軟性を誇り、狭いスペースへのレトロフィットに最適
  • 迅速な ROI (投資回収 (高い投資収益率))、エネルギーコストの持続可能な削減

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