ガス流の冷却/急冷システムは、プロセス産業における多くの重要な用途に使用されています。

急冷クーラー

Rapid cooling or quenching of gas streams is used in a number of essential applications in the process industries.

急冷クーラーは焼却炉や溶解炉、転炉、乾燥炉などの高温排ガスを冷却するために設計、製造された装置です。

高温源からの排ガスは、水によってガスの飽和温度まで冷却されます。

急冷クーラーはスクラバー、湿式電気集塵機などの予冷器として使用します。物理吸収の場合は、スクラビング液が単一パスで塔管を貫通します。 

急冷システム、スプレーヘッダー、スプレーノズルには、SiC などの耐熱・耐食性の素材が使用されています。

特長:

  • 乾式・湿式ゾーンインターフェースにおける特殊なレンガライニングが施されたケーシング
  • フッ素含量が高い場合に追加されるカーボンレンガ
  • 断面開放型の設計 -> 目詰まりの危険性なし 
  • 長いガス滞留時間 -> 細塵の分離と不純物(ヒ素、セレン、鉛など)の凝縮
  • 待機ポンプ
  • 緊急水システム

作動原理

急冷クーラーの作動原理
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GEA の急冷クーラーは、ガスと接触するように液体が噴霧される開放容器で構成されています。そのガス流は、サイドノズルを通ってクーラー底部に入り、クーラー上部から噴霧された液体に対して対向流となります。 

ガス流は、上部ガス出口部に到達するまでに、その断熱飽和温度まで冷却されます。

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