真空バルブの油圧サイジングは常に完全排出を前提としています。真空保護は、熱または冷却クリーングの間は行われません。
システム内に真空状態が発生した場合、バルブディスクは真空によって上昇します。流入空気はバルブの底部から最上部を通って流れます。これにより、入り込んできた汚染物質による汚染から最適な状態で保護します。バルブにはセルフドレンの設計が施されています。
VARIVENT® 真空バルブにはオプションの拡張機能として、近接スイッチフィードバック、空気圧リフティングアクチュエータ、ヒーターが揃っています。
VARIVENT® 真空バルブは、 多くの場合VARITOP® タンク安全システムと併用されます。このため醸造業に主として応用されています。
オプションのヒーターは、温度が氷点以下になるのを防ぎ、これにより屋外での安全な使用が可能となります。天候に対する保護が必要となります。
ヒーター
温度が氷点以下になると、真空バルブは加熱することが推奨されます。加熱することによって、バルブディスクはバルブシートまで凍ることはありません。
電圧: 24 V AC, 電力: 20 W
空気圧リフティングアクチュエータ (タイプ A)
空気圧リフティングアクチュエータは、タンクCIPの間、バルブディスクを持ち上げてバルブシートをクリーニングします。このため、バルブハウジングのほか、シートとガスケット表面もクリーニングされます。空気圧リフティングアクチュエータは後からでも取り付けることができます。
フィードバック (タイプ E)
近接スイッチは、バルブポジションが正常に閉じていることを確認します。バルブディスクが非動作ポジションから離れると、スイッチングコンタクトが中断されます。
近接スイッチには2種類あります。
タイプ E用近接スイッチ 24 V DC M18x1
2ワイヤ接続
3ワイヤ接続
空気圧リフティングアクチュエータとフィードバック (タイプ R)
タイプ Rには、空気圧リフティングアクチュエータのタイプA、近接スイッチのタイプEの両方が備わっています。
機能と応用についてはタイプAとタイプEをご参照ください。
製品接触部の素材 | 1.4404 / AISI 304 |
製品非接触部の素材 | 1.4301 / AISI 304 |
製品接触部の密封素材 | EPDM、FKM、HNBR |
周辺気温 | 0 から 45°C |
空気供給圧 | 最小 4 bar (58 psi) 最大 8 bar (116 psi) |
製品圧 | 最大 6 bar (87 psi) |
製品接触部の表面 | DN, OD Ra ≤ 0,8 μm IPS Ra ≤ 1,2 μm |
外部ハウジング表面 | つや消しブラスト |
アクチュエータタイプ | 空気圧アクチュエータ空気 / バネ |
接続部 | 溶接端 |
ID | 粘着性 ID タグ |